November 16, 2018 / 3:01 AM / a month ago

OPEC主導の減産回帰、ロシアは避けたい方針=高官筋

 11月15日、原油価格の下落を受け、石油輸出国機構(OPEC)では、ここ数カ月の増産措置から減産に回帰する案も話題に上っているが、ロシアは減産には加わりたくない意向だ。写真はロシアとOPECの旗。ウイーンで2016年10月撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger)

[モスクワ 15日 ロイター] - 原油価格の下落を受け、石油輸出国機構(OPEC)では、ここ数カ月の増産措置から減産に回帰する案も話題に上っているが、ロシアは減産には加わりたくない意向だ。複数のロシア高官筋がロイター通信に対し明らかにした。

ロシアのプーチン大統領は15日、シンガポールでの記者会見で、減産の是非について明確な回答は避けたものの、トランプ米大統領と世界原油市場の状況について協議したと明かした。ただ、「(OPECとの)協力が必要なことは明白であり、われわれは協力する」と語った。トランプ大統領は今週、サウジとOPEC加盟国が減産しないことを望むと述べた。

あるロシア政府高官筋は「(石油)生産は削減すべきではない」と述べ、近年の同国産油量は毎年日量10万バレル前後増加しており、今後もそうなるとの見方を示した。

別の情報筋は今週、OPECと一部産油国が日量140万バレルの減産提案を検討しているが、ロシアはこうした大幅な減産には参加しない可能性があると指摘。また別の情報筋も、ロシアはこれより小幅な減産なら支持するかもしれないとの見方を示した。

ロシアの10月の産油量は日量1141万バレルとソ連崩壊以降で最高となり、協調減産で当初合意された生産水準を約46万バレル上回った。 情報筋によると、10月実績を基準とした小幅減産ならロシアにとって「ウィンウィン」だろうが、減産ではなく、「増産しないこと」を提案する可能性もあるという。

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