November 23, 2018 / 6:37 PM / 23 days ago

原油先物が約1年ぶり安値、供給過多懸念で売り

 11月23日、原油先物は2017年10月以来の安値を付けた。主要産油国が減産を検討する中でも供給が需要を上回るとの懸念が高っていることを背景に売りが継続している。メキシコ・モンテレイで3月撮影(2018年 ロイター/DANIEL BECERRIL)

[ボストン 23日 ロイター] - 原油先物は23日の取引で2017年10月以来の安値を付けた。主要産油国が減産を検討する中でも供給が需要を上回るとの懸念が高っていることを背景に売りが継続している。

米東部時間午前の取引で北海ブレント先物LCOc1は3.81ドル(6.1%)安の1バレル=58.79ドル。一時は58.57ドルと、17年10月以来の安値を付けた。

米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物CLc1は3.75ドル(6.8%)安の50.88ドル。一時は50.60ドルと、17年10月以来の安値を付けた。

週初からは北海ブレント先物が11.9%、WTI先物が9.7%の下落となる。

原油価格は7週間連続で下落。11月に入ってからは約20%下落しており、1カ月の下落としては14年終盤以来の大きさとなる見通し。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「市場では米中通商協議はうまくいかないとの観測が出ており、景気減速が織り込まれている」と指摘。「石油輸出国機構(OPEC)が需要減に十分に迅速に対応できないとの見方も出ている」と述べた。

ただアナリストの間では、OPECが12月6日の総会で減産を決定すれば、原油価格は急上昇するとの見方も出ている。モルガン・スタンレーのコモディティー(商品)ストラテジスト、マーティン・ラッツ氏は、OPECが減産の可能性を探れば北海ブレント先物は70ドル台を回復すると予想。一方、FXTMの調査アナリスト、ルクマン・オトゥンガ氏は、OPECが減産を行わなければ米原油先物は短期的に50ドルを下回るとの見方を示している。

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