August 15, 2019 / 9:03 PM / 2 months ago

北海ブレント一時3%下落、貿易戦争や景気後退懸念が重し

15日の米国時間の原油先物は下落。北海ブレントは一時3%下落した。英ハートルプールで2017年5月撮影(2019年 ロイター/DARREN STAPLES)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。北海ブレントは一時3%下落。景気後退懸念が強まる中、中国が米国の追加関税措置に報復を警告したことが重しとなり、前日の3%に続く下落となった。

北海ブレント先物LCOc1は一時、1.81ドル(3%)安の1バレル=57.67ドルまで下落。その後はやや戻し、清算値は1.25ドル(2.1%)安の58.23ドル。米WTI原油先物CLc1は0.76ドル(1.4%)安の54.47ドルで引けた。

前日は米債券市場で2年債利回りと10年債利回りが2007年以来初めて逆転。長短金利の逆転は景気後退入りの兆候と見なされている。こうした中、中国財政省はこの日、米政府が対中追加関税「第4弾」を発表したことを受け、中国側としても対抗措置を取らざるを得ないと警告した。

OANDAのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム氏は「リスク選好度が低下し、貿易戦争による景気減速に対する懸念が出る中、原油先物が再び売られた」と指摘。 原油ブローカーPVMのタマス・バルガ氏は「市場では世界的な経済成長に対する懸念が著しく高まっている」と述べた。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国(OPECプラス)による協調減産の効果で、北海ブレント先物は年初からはまだ10%高い水準にある。ただ米中貿易戦争や英国の欧州連合(EU)離脱を巡り世界経済の先行きに対する懸念が増大する中、OPECプラスの減産による効果は打ち消されている。

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