[オクラホマシティー 20日 ロイター] - 米オクラホマ州の学校で「キス病」と呼ばれる伝染性の病気が発生し、12月まで全学級閉鎖となることが分かった。関係者が20日明らかにした。
伝染性単核球症は唾液の中のウイルスに感染して起きる病気で、キスによる感染が多いことから「キス病」とも呼ばれる。回し飲みのほか、咳やくしゃみからもうつる場合があり、倦怠感や喉の痛み、発熱などの症状が現れる。
オクラホマシティーの北およそ100マイル(約161キロメートル)、フェアファクスにあるウッドランド・パブリックスクールは、200人の生徒を感染のリスクから守るため閉鎖を決めたと説明。教育委員会は「感染性の強い病気であることを考慮した」と話した。
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