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五輪=南スーダンの難民選手、困難にも東京大会へ「希望失わず」

南スーダンの難民、アンジェリーナ・ナダイ・ロハリスは、難民選手団の一員として出場する東京五輪に向け、困難に直面しても「希望を失うことはない」と意気込みを見せた。ナイロビで6月撮影(2021年 ロイター/Jackson Njehia)

[ナイロビ 15日 ロイター] - 南スーダンの難民であるアンジェリーナ・ナダイ・ロハリス(26)は、難民選手団の一員として出場する東京五輪に向け、困難に直面しても「希望を失うことはない」と意気込みを見せた。

ロハリスは2002年に出身国である南スーダンを離れてケニアに入国したが、トレーニングウェアには両国の国章などはない。

かつては飛行機で世界を見ることを夢見ていたというが、「私には遠くに行ける才能があることに気付いた」とロハリス。1500メートル走で頭角を現し、「もし4分30秒を切ることができたら、それは大きな成功」と五輪での目標を掲げる。

そのタイムはメダルを獲得できるような水準にはないが、ロハリスが直面してきた障害を考えれば大きな勝利と言える。1年前、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起きた際、トレーニングに大きな影響を受けた。

ロハリスはケニア政府の制限を受け、それまでの練習施設から北西に数百キロ離れた古巣の難民キャンプに移動を強いられ、最近になってようやく元の練習施設に戻ることができた。当時について「難民キャンプでは、ほとんどの場合で困難を強いられる。トレーニングするには良い場所ではない」と振り返った。

トレーニングは影響を受けたものの、ロハリスは決してあきらめなかった。「(パンデミックは)自分だけに起きたことではない。進めば何かがあると思っているので、希望を失うことはない」と前を向き、東京五輪に向けて準備を進めている。

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