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ボクシング=ウクライナもボイコット表明、世界選手権

ウクライナ・ボクシング連盟(FBU)は、ウクライナに侵攻するロシアと支援国ベラルーシの選手の参加を認めている国際ボクシング協会(IBA)世界選手権をボイコットする意向を明らかにした。ローザンヌで2021年6月撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

[23日 ロイター] - ウクライナ・ボクシング連盟(FBU)は、ウクライナに侵攻するロシアと支援国ベラルーシの選手の参加を認めている国際ボクシング協会(IBA)世界選手権をボイコットする意向を明らかにした。

IBAはロシア人のウマル・クレムレフ氏が会長を務め、ロシア国営のエネルギー企業ガスプロムが最大のスポンサー。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際オリンピック委員会(IOC)はロシアとベラルーシの国名を使用しての大会出場に強く反対しているが、IBAは両国のボクサーに国旗と国歌とともに競技に参加することを認めている。

こうした状況とIBAのガバナンス(組織統治)問題から、米国を筆頭にアイルランド、英国、チェコ、スウェーデン、カナダなどが今年の世界選手権をボイコットすると表明していた。

FBUのオレグ・イルチェンコ副会長は22日にウクライナ公共放送ススピーリネに対し、今年の男女の世界選手権に同国のボクサーは参加しないとコメント。さらに、来年のパリ五輪についても「戦争が継続し、ロシア軍がわれわれの領土にいる限り、(ウクライナボクサー)は参加しない」と述べ、ボイコットする意向を示した。

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