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IOC委員、北京五輪への影響に言及 女子テニス選手消息不明で

IOCのディック・パウンド委員(写真)は、女子テニスでダブルス元世界ランク1位の彭帥選手が消息不明になっている問題への対処次第で、IOCが2022年北京冬季五輪開催に関して強硬な態度をとる可能性があると述べた。モントリオールで20年2月撮影(2021年 ロイター/Christinne Muschi)

[19日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員は、女子テニスでダブルス元世界ランク1位の彭帥選手(中国)が消息不明になっている問題への対処次第で、IOCが2022年北京冬季五輪開催に関して強硬な態度をとる可能性があると述べた。

彭帥選手は中国交流サイトの微博(ウェイボ)で2日、中国共産党の幹部だった張高麗元副首相から性行為を強要され、合意の上で不倫関係を持ったと暴露。その投稿は約30分後には削除されたが、投稿のスクリーンショットがインターネット上で拡散し、大きな話題となった。

この投稿以降、彭帥選手は消息不明となっており、その身を案じる声が世界中で高まっている。大坂なおみ選手やセリーナ・ウィリアムズ選手(米国)なども安否を心配するコメントを出し、女子テニスのツアーを統括するWTAのスティーブ・サイモン最高経営責任者(CEO)は、対処に問題があった場合は中国でのトーナメント開催から撤退する用意があるとの警告も出している。

パウンド委員はロイターに対し、「もし、早急に良識ある形で解決されなければ、事態の収拾がつかなくなるかもしれない。(IOCが強硬な態度をとる)可能性もある。五輪大会を中止するとまではいかないかもしれないが、どうなるかは誰にも分からない」と述べ、北京冬季五輪中止の可能性も完全には排除しなかった。

また、中国への対応に関しては、「自分が中国側だったら、『(五輪中止は)残念だが、われわれよりも、世界中のわれわれ以外の人々の方がよりがっかりすることだろう』と言える」とし、圧力をかけるよりもスポーツ界や政府関係者との交渉の駆け引きの方が有効であるとの見解を示した。

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