[17日 ロイター] - 札幌市は北海道で発生した地震の影響で、2026年冬季五輪の招致を断念するという。国際オリンピック委員会(IOC)が17日、明かした。2030年大会の招致を目指すという。
IOCはこの日、札幌市の代表団と会談。声明で「IOCは札幌市の状況を理解し、地震からの復興が最優先されるべき」と述べた。
今月、北海道で発生した大型地震で44人が死亡。660人の負傷者が出た。
2026年大会の招致プロセスからは、シオン(スイス)とグラーツ(オーストリア)も撤退しており、カルガリー(カナダ)、ストックホルム(スウェーデン)、エルズルム(トルコ)とイタリアが残っている。
IOCは来月の総会で正式な立候補都市を選ぶ予定。