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五輪の開催判断はIOC=中止求める野党質問に西村再生相

[東京 8日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は8日、東京都への緊急事態宣言再発動や首都圏3県と大阪府へのまん延防止等重点措置の適用延長に伴い開かれた衆院議院運営委員会で、東京五輪は中止の判断を決断すべきではないか、との質問に対して「開催権限は国際オリンピック委員会(IOC)が判断されると聞いている」と述べた。塩川鉄也議員(共産党)への答弁。

西村氏は「世界的にみれば日本の感染は低く抑えられているが、足元の医療提供体制を安定的なものに確保していくために、いわば先手、先手で緊急事態宣言を東京都に発出することにした」と説明した。

青柳陽一郎議員(立憲民主党)は、東京五輪の直前に東京で緊急事態宣言を発令する状況になったことを「政策の失敗」と批判した。西村担当相は「感染が増えてくれば強い対策でそれを抑える。収まってくれば対策を解除する。機動的に対応する」などと説明した。

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