[東京 22日 ロイター] - オムロンは22日、医療統計のデータサービスを提供するJMDCと資本業務提携を行うと発表した。JMDCの大株主であるノーリツ鋼機が保有する株式約1864万株(発行済株式総数の33.0%)を1118億円で取得する。
25日に、市場外の相対取引により1株6000円で取得する。取得価格は22日終値の5650円を6.19%上回る。ノーリツ鋼機の保有比率は15.68%に低下する。
オムロンは、JMDCに取締役1人を派遣する。また、業務提携の推進のため、両社の代表取締役社長を含む提携推進委員会を設置する。
ノーリツ鋼機は保有株の一部売却により、売却益として940億円を非継続事業からの利益に計上すると発表。JMDCはノーリツ鋼機の連結子会社から外れる。株式売却を反映して、22年12月期の連結業績予想を修正した。
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