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原油在庫、減産合意にもかかわらず増加=OPEC月報
2017年3月14日 / 18:18 / 9ヶ月前

原油在庫、減産合意にもかかわらず増加=OPEC月報

[ロンドン 14日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は14日に公表した月報で減産合意にもかかわらず原油在庫の増加が継続したことを明らかにし、非加盟国の今年の生産量見通しを上方修正した。世界的な供給過多の解消に向けた取り組みが困難であることが示唆された。

OPECは1月1日から生産量を約日量120万バレル削減。ロシアを含む非加盟11カ国はその半分のペースでの削減を確約している。

ただOPEC月報によると、先進国の原油・石油関連製品の在庫は1月は5年平均を2億7800万バレル上回る水準となった。上回った分のうち2億0900万バレルが原油、残りが精製製品だった。

OPECは「供給の調整にもかかわらず、在庫は米国だけでなく欧州でも増加し続けた」と指摘。ただ「生産をめぐる合意がまぎれもなく価格の下支えとなっている」とした。

OPEC月報の公表を受け、北海ブレント先物は1バレル=50ドル近辺に下落、昨年11月以来の低水準を更新した。

月報によると、2月は減産合意に参加しているOPEC加盟11カ国の生産量が日量2968万1000バレルに減少。OPECは今回の月報では減産合意の順守率は公表しなかったが、ロイターの計算によると、減産合意は100%以上達成されたことになる。

一方、OPECは非加盟国の生産量は今年は日量40万バレル増加すると予想。増加分は従来予想より同16万バレル上方修正された。

OPECの2月の生産量は減産合意に参加していないナイジェリアを含めると日量14万バレル減の同3196万バレル。サウジアラビアの大幅な減産が寄与した。

OPECはまた、2017年の世界原油需要見通しを上方修正。OPEC産原油に対する需要は平均日量3235万バレルと、現在の生産水準を上回るとの見通しを示した。この通りになれば、生産が増加しなければ在庫は減少することになる。

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