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今週のOPEC総会、減産見送りなら原油価格は60ドルに下落か
2014年11月24日 / 07:38 / 3年後

今週のOPEC総会、減産見送りなら原油価格は60ドルに下落か

[ロンドン 24日 ロイター] - 今週27日にウィーンで開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会について市場関係者らは、大幅な減産の決定が見送られた場合は原油価格が1バレル=60ドルまで下落する可能性があると予想している。

 11月24日、今週27日にウィーンで開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会について市場関係者らは、大幅な減産の決定が見送られた場合は原油価格が1バレル=60ドルまで下落する可能性があると予想している。写真は、原油採掘現場、9月撮影(2014年 ロイター/Lucy Nicholson)

北海ブレント原油先物LCOc1は今月14日に4年ぶりの安値である76.76ドルをつけた。6月以降の下落率は34%に及んでいる。コモディティ・ファンドのマネジャーらは、さらなる下落を阻止するには、少なくとも日量100万バレルの減産が必要だと指摘する。

ルプス・アルファ・コモディティ・インベスト・ファンドのダニエル・ベーズ氏は「減産見送りの場合は、市場は、OPECの信頼性と世界石油市場への影響について懐疑的になるだろう」と指摘。そうなった場合は、北海ブレントは60ドル前後まで下落する可能性があるとした。

北海ブレントは現在、80ドルをやや上回る水準で推移している。

一方、OPECが減産で合意するかどうかについては、ファンド・マネジャーの見方は分かれている。

原油価格下落の背景には米シェール・オイルを含む供給量の増加と需要の伸び鈍化があるため、OPECの減産規模が日量50万バレル程度にとどまった場合は、市場を落ち着かせるには不十分との見方も投資家の間にある。

RCMAキャピタルのダグ・キング最高投資責任者(CIO)は、日量100万バレルの減産でも北海ブレントは70ドルに下落すると予想。減産で合意できなかった場合は、米原油先物CLc1が60ドルをつける可能性があるとした。米原油先物価格は前週末の取引を76.51ドルで終了した。

OPEC加盟国の多くは原油価格の下落が財政を直撃しているため、総会で減産を求めるとみられる。

スレッドニードルのコモディティ・ファンドのマネジャー、ニコラス・ロビン氏は「80ドルを下回る原油価格はベネズエラといった経済的に最も弱い加盟国にとって大きな負担となっている」と指摘。

同氏は日量100万バレル以上の減産は「想定外のシナリオ」としたうえで、そうなった場合は原油価格が85ドル以上に急速に押し上げられるとの見方を示した。

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