[ワシントン 2日 ロイター] - ホワイトハウスのサキ報道官は2日、原油価格の上昇が米国の消費者に与える影響を懸念しているが、世界の原油生産能力には十分な余裕があるとの見方を示した。
記者団に対し「現時点では世界の石油生産能力には十分な余裕があると考えている」と指摘。「世界経済の再開と消費活動の正常化により、石油市場の状況には若干の影響がある」と述べた。
今後の方針について協議している石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」とバイデン政権当局者が協議しているのかとの質問には応じなかった。
OPECプラスは2日の閣僚級会合で今後の方針を協議したものの、減産の延長を巡って合意に至らなかったことから、5日も協議を継続することになった。
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