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米オラクル、9─11月期売上高は予想上回る 強いクラウド需要で

 米ソフトウエア大手・オラクルが12月12日発表した第2・四半期(11月30日まで)決算は、総売上高が18.5%増の122億8000万ドルとなり、市場予想の120億5000万ドルを上回った。2018年6月、カリフォルニア州アーバインで撮影(2022年 ロイター/Mike Blake)

[12日 ロイター] - 米ソフトウエア大手・オラクルが12日発表した第2・四半期(11月30日まで)決算は、総売上高が18.5%増の122億8000万ドルとなり、市場予想の120億5000万ドルを上回った。

同社のクラウドソフトウエアサービスに対する強い需要と、医療情報技術企業サーナーの買収が寄与した。

特別項目を除いた1株当たり利益は1.21ドルだった。

第3・四半期売上高見通し(為替変動の影響を除いたベース)について、オラクルは21─23%の伸び率を見込んでいる。一方、アナリストは約17.4%の増収を予想している。

オフィス回帰とハイブリッド型ワークモデルが、オラクルのクラウドソフトウェアに対する需要を高めている。一部アナリストはオラクルについて、ドル高で若干の打撃を受けているものの、マクロ経済の低迷をライバル企業よりもうまく切り抜けられる可能性が高いと考えている。

オラクルの株価は時間外取引で2.8%上昇。今年に入ってからは6.8%下落している。

同社によると、今年買収したサーナーが第2・四半期売上高に15億ドル貢献した。

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