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米オラクル、12─2月期は利益が予想下回る クラウド費用が圧迫

 米ソフトウエア大手オラクルが3月10日発表した第3・四半期(2月28日まで)決算は、利益が市場予想を下回った。2019年10月、バージニア州で撮影(2022年 ロイター/Tom Brenner)

[10日 ロイター] - 米ソフトウエア大手・オラクルが10日発表した第3・四半期(2月28日まで)決算は、利益が市場予想を下回った。データセンター設置やクラウド事業強化に向けた支出や、投資関連の損失に圧迫された。株価は引け後の時間外取引で6%下落した。

投資関連損失には、DNA解読装置メーカーのオックスフォード・ナノポアの株価下落やサーバー向け半導体メーカー、アンペアの営業損失が含まれる。

クラウドサービスとライセンスサポート関連のコストは23%増加した。全体の営業費用は8%増の66億9000万ドルとなった。

オラクルはクラウドコンピューティング分野で、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、アルファベット傘下グーグルなどとの激しい競争に直面している。

売上高は105億1000万ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想と一致した。

純利益は23億2000万ドル(1株当たり0.84ドル)で、前年同期の50億2000万ドル(同1.68ドル)から減少した。

特別項目を除いた1株利益は1.13ドル。アナリスト予想は1.18ドルだった。

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