[13日 ロイター] - 米ソフトウエア大手オラクルが13日発表した第4・四半期(3─5月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。出社と在宅を合わせた「ハイブリッド勤務」への移行が進む中、クラウドサービスへの支出を増やす企業が増えたことが背景。
決算発表を受け、株価は時間外取引で約9%上昇した。年初来では約27%下落している。
第4四半期の売上高は5%増の118億4000万ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均である116億6000万ドルを上回った。
一時項目を除いた1株当たり利益は1.54ドルで、予想の1.37ドルを上回った。
クラウド事業の売上高は3%増の76億1000万ドルだった。
オラクルのサフラ・カッツ最高経営責任者(CEO)氏は「この売上高の伸びは、インフラ事業が今や高成長段階に入ったことを示している」と指摘。成長要因はクラウドアプリケーションのほか、インフラクラウド事業に対する高い需要だと述べた。
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