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米アカデミー賞、「レヴェナント」が最多12部門でノミネート

[ロサンゼルス 14日 ロイター] - 米映画芸術科学アカデミーは14日、第88回アカデミー賞のノミネート作品を発表し、レオナルド・ディカプリオ主演の「レヴェナント:蘇えりし者」(日本公開4月)が作品賞、監督賞、主演男優賞を含む12部門で候補となり、最多ノミネートを獲得した。

「レヴェナント」は、ディカプリオが主演男優賞、トム・ハーディが助演男優賞、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が監督賞の候補にそれぞれ挙がっている。ディカプリオがアカデミー賞にノミネートされるのは5度目となるが、これまで受賞したことはなく、初めてオスカーに輝くかどうかに注目が集まっている。

作品賞は「レヴェナント」のほか、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「オデッセイ」(同2月5日)、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(同3月)、「スポットライト 世紀のスクープ」(同4月)など計8作品が候補に選ばれた。

監督賞には「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のジョージ・ミラー監督らも候補に挙がったが、「オデッセイ」のリドリー・スコット監督はノミネートから外れた。イニャリトゥ監督は昨年のアカデミー賞監督賞に輝いている。

主演男優賞はディカプリオのほか、「オデッセイ」のマット・デイモン、「スティーブ・ジョブズ」(同2月12日)のマイケル・ファスベンダー、「リリーのすべて」(同3月18日)のエディ・レッドメインらが候補となっている。

主演女優賞の候補には「キャロル」(同2月11日)のケイト・ブランシェット、「Joy(原題)」のジェニファー・ローレンス、「さざなみ」(同4月)のシャーロット・ランプリングらが選ばれた。

助演男優賞は「マネー・ショート」のクリスチャン・ベール、「スポットライト」のマーク・ラファロ、「クリード チャンプを継ぐ男」のシルベスター・スタローンらが候補に名を連ねた。

助演女優賞にノミネートされたのは、「ヘイトフル・エイト」(同2月27日)のジェニファー・ジェイソン・リー、「キャロル」のルーニー・マーラ、「スポットライト」のレイチェル・マクアダムスなど。

このほか、長編アニメーション賞には米林宏昌監督のスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」、チャーリー・カウフマン監督の「Anomalisa」、ディズニー/ピクサー作品「インサイド・ヘッド」がノミネートされた。

授賞式は2月28日に行われ、コメディアンのクリス・ロックが司会を務める。

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