January 24, 2018 / 1:10 AM / 4 months ago

米アカデミー賞、「シェイプ・オブ・ウォーター」最多13ノミネート

[ロサンゼルス 23日 ロイター] - 米映画芸術科学アカデミーは23日、第90回アカデミー賞のノミネートを発表し、ギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」(日本公開3月1日)が最多となる13部門でノミネートを獲得した。

同作品は、米国政府の極秘機関に捕らえられた半魚人と、機関の女性清掃員の恋を描いたダークファンタジー。作品賞、脚本賞、監督賞に加え、俳優陣もサリー・ホーキンス(主演女優賞)、リチャード・ジェンキンス(助演男優賞)、オクタビア・スペンサー(助演女優賞)が候補に選ばれた。

次いで8部門でノミネートを獲得したのが、第2次世界大戦を描いたクリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」。

ゴールデン・グローブ賞、米映画俳優組合員賞(SAG賞)などで作品賞を獲得した「スリー・ビルボード」(同2月1日)は、7ノミネートで3番手となった。ミズーリ州の田舎町を舞台に、娘を殺害された母親が進展しない警察の捜査に腹を立て行動を起こすことから物語が展開する。作品賞や脚本賞のほか、フランシス・マクドーマンド(主演女優賞)、サム・ロックウェル(助演男優賞)も候補に選ばれた。

作品賞候補は全部で9作品。上記3作品のほか、「君の名前で僕を呼んで」(同4月)、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(同3月)、「ゲット・アウト」、「レディ・バード」(同6月)、「ファントム・スレッド」(同5月)、「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(同3月30日)。

今年顕著だったのはノミネートの多様性と、女性や非白人による作品、あるいは女性や非白人をテーマにした作品が候補になった点だ。

「レディ・バード」で助演女優賞の候補になったローリー・メトカーフは「こんなにバラエティーに富んでいるのは見たことがない」と話した。

セクハラや性的暴力を告発する運動や、女性の権利拡大を目指す動きが勢いを増し、選考の投票権を持つ8000人のアカデミー会員にも影響を与えたとみられる。

グレタ・ガーウィグ監督(レディ・バード)は、監督賞にノミネートされた5人目の女性監督となった。

メリル・ストリープは「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」で主演女優賞候補となり、最多ノミネート記録を21に伸ばした。

このほか、日本人候補としては、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」に特殊メイクアップアーティストとして参加した辻一弘氏がメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。また、短編アニメ賞の候補に、桑畑かほる氏がマックス・ポーター氏とともに共同監督を務めた「Negative Space(原題)」が選ばれた。

授賞式は3月4日に行われ、昨年に続きコメディアンのジミー・キンメルが司会を務める。

*内容を追加します。

 1月23日、米映画芸術科学アカデミーは、第90回アカデミー賞のノミネートを発表し、ギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」が最多となる13部門でノミネートを獲得した。写真は12日撮影(2018年 ロイター/Monica Almeida)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below