November 2, 2018 / 4:59 AM / 12 days ago

パキスタンで死刑判決のキリスト教徒が逆転無罪に、強硬派は猛反発

 11月2日、パキスタン最高裁が先月31日、2010年にイスラム教に対する冒とく罪で死刑判決を受けていたキリスト教徒女性アシア・ビビさんに無罪判決を下し、これに反発したイスラム強硬派の宗教団体TLPが激しい抗議を繰り広げている。写真は1日撮影(2018年 ロイター/Faisal Mahmood)

[カラチ(パキスタン) 2日 ロイター] - パキスタン最高裁が先月31日、2010年にイスラム教に対する冒とく罪で死刑判決を受けていたキリスト教徒女性アシア・ビビさんに無罪判決を下し、これに反発したイスラム強硬派の宗教団体TLPが3日にわたり激しい抗議を繰り広げている。

抗議者らはカラチやラホールなどで道路を封鎖、これらの都市と首都では私学が休校となった。

ビビさんは、近隣住民がイスラム教徒でないことを理由にビビさんが自分たちのグラスから水を飲むことに反対した際にイスラム教に対し冒涜的な発言をしたとして、初めて冒涜法が適用され死刑判決を受けていた。しかし、3人の判事で構成される最高裁のパネルは、証拠が不十分と判断した。

この裁判はパキスタンを二分し、ビビさんを支援しようとした政治家2人が暗殺されて世界のキリスト教徒が激怒。ローマ法王フランシスコがビビさんのため個人的に祈ると発言する事態となっていた。

TLPの幹部が3人の判事は死に値すると発言し、これを受けて31日夜のテレビ中継で、カーン首相が抗議者に対し道路封鎖が長引けば政府は阻止に出ると警告した。

このほか、イスラム教徒に影響力のある人物が、金曜午後の礼拝後の抗議決行を呼びかけるなどの動きも出ている。

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