August 21, 2018 / 6:21 AM / a month ago

中国の観光禁止で来訪者半減のパラオ、「量より質」で対抗へ

[コロール(パラオ) 19日 ロイター] - 中国の圧力に屈せず、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれている。中国は昨年末、外交関係がないことを理由にパラオへの観光ツアーを事実上禁止、それまでパラオを訪れる観光客の約半分を占めていた中国人観光客が来なくなった。また、それまで殺到していた中国投資家も去った。

 8月19日、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれている。中国が昨年末、外交関係がないことを理由にパラオへの観光ツアーを事実上禁止したためだ。写真は5日撮影(2018年 ロイター/Farah Master)

コロールでは、ホテルやレストランが空っぽの状態、旅行代理店はシャッターを下ろし、美しい観光名所であるロックアイランドへのボートは埠頭に係留されたままとなっている。

トミー・レメンゲサウ大統領は、ロイターとのインタビューで、観光規制について中国から公式な通知は受けていないと説明。また、集団での観光は環境に被害をもたらしているとし、パラオはより多くを支出する観光客に焦点を合わせることで中国人観光客の減少に適応していると述べた。

2017年には、観光名所のひとつだった塩水湖ジェリーフィッシュ・レイク(クラゲ湖)がクラゲの減少から閉鎖されたが、これも大勢の観光客が原因のひとつとされる。

大統領は、「現実には、パラオにとって(観光客の)数が大きな利益を意味していたわけではない。(今回の減少により)われわれは量ではなく質の政策を模索する決意をより強くした」と語った。

 8月19日、台湾との外交関係を維持する数少ない国のひとつであるパラオで、観光客の半減によって国内観光部門が開店休業状態に追い込まれている。中国が昨年末、外交関係がないことを理由にパラオへの観光ツアーを事実上禁止したためだ。写真は4日撮影(2018年 ロイター/Farah Master)

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