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パナソニックの営業利益は28%増、構造改革効果も
2014年7月31日 / 09:23 / 3年後

パナソニックの営業利益は28%増、構造改革効果も

[東京 31日 ロイター] - パナソニック(6752.T)が31日発表した2014年4―6月期の連結営業利益は前年比28.2%増の822億円だった。住宅関連や自動車関連の事業が伸びたほか、固定費圧縮が寄与した。

 7月31日、パナソニックが発表した2014年4―6月期の連結当期純利益は379億円だった。年金制度変更の一時金を計上した前年同期の1078億円より減少した。都内で撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

2014年3月期に計上した構造改革費用は2074億円。これによる固定費削減の効果が表れてきているという。記者会見した河井英明最高財務責任者(CFO)は「構造改革で経営体質が着実に強化されており、売上増が利益拡大に直結する構造に転換してきている」と述べた。

15年3月期の構造改革費用は900億円の計画で、このうち4―6月期に62億円を計上した。河井CFOは構造改革の進捗について「順調だが、構造改革費用は第4・四半期に大きく出る」と指摘した。

4―6月期の売上高は前年比1.5%増の1兆8522億円。プラズマ事業からの撤退でテレビ事業は減収要因となったが、中国のエアコン販売の回復や、住宅関連事業でトルコの配線器具ヴィコ社の新規連結のほか、カーナビ、電池事業の売り上げ拡大が寄与した。

4―6月期の当期純利益は前年比64.8%減の379億円だった。前年同期は年金制度変更の一時金798億円を計上して過去最高益を計上したが、この効果がなくなったことが減益につながった。

<課題事業の赤字改善>

課題のテレビセット事業の4─6月期の営業損益は10億円の黒字(前年同期は13億円の赤字)だった。液晶パネル事業は、50億円の赤字で、前年同期の65億円の赤字から損失を縮小した。

河井CFOは、テレビセット事業について「年間の黒字化は厳しいとみていたが、4―6月で計画を上回っている。かなり改善しているので、年間ベースの黒字がほぼ見えてきている」と述べた。

液晶パネル事業の赤字圧縮についても「若干、計画は上回っているが、これからの取り組みにかかっている」と述べ、自動車用などテレビ用途以外のパネルの生産を増やして採算改善を進める方針を示した。

2015年3月期の当期純利益予想1400億円は据え置いた。ロイターのスターマイン調査によるアナリスト19人の予測平均は1514億円で、これを下回った。

*内容を追加して再送します。

村井令二

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