May 30, 2018 / 9:11 AM / 7 months ago

車載電池、早晩コバルト使用量ゼロに=パナソニック常務

[東京 30日 ロイター] - パナソニック(6752.T)で車載事業を手掛ける社内カンパニー、パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ(AIS)社の田村憲司上席副社長(パナソニック常務)は30日の投資家向け説明会で、車載電池で使用するコバルトをゼロにする方向で開発を進めていることを明らかにした。

コバルト価格は2012年から16年まで1トン当たり3万ドルを挟んだ動きとなっていたが、電気自動車(EV)普及に対する期待感などから2017年に入り価格が急騰、今年3月には9万5000ドルまで上昇した。

田村副社長は「円筒形はコバルト使用量がかなり少ない比率になっており、早晩ゼロにしていきたい。角形もコバルトで安定性を図っているが、使用量を削減していく」と説明。原材料価格の高騰に対して「長期契約と使用量の低減を図る開発を平行して進め、対応している」と語った。

一方、AIS社の伊藤好生社長(パナソニック副社長)は米EVメーカー、テスラ(TSLA.O)の新型セダン「モデル3」の生産状況について「ボトルネックは直近では相当改善している」との認識を示した。

テスラはモデル3の生産にてこずり、車載電池を供給しているパナソニックの生産にも影響を及ぼした。

伊藤社長は「2017年度はモデル3の生産が少し遅れたために、われわれも生産調整をせざるを得なかった」と説明。ただ、現在は改善しているとして「電池のセルがモデル3生産の律速(ボトルネック)にならないように、対応していく」と改善にあわせて供給力を強化していく姿勢を示した。

パナソニックとテスラは米ネバダ州でリチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」を共同運営している。

志田義寧

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