February 4, 2019 / 6:45 AM / 16 days ago

パナソニックが通期予想を下方修正、中国悪化響く

 2月4日、パナソニックは、2019年3月期の連結営業利益(国際会計基準)予想を前年比1.2%増の3850億円に下方修正すると発表した。写真は都内で2017年2月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 4日 ロイター] - パナソニック(6752.T)は4日、2019年3月期連結営業利益予想(国際会計基準)を前年比1.2%増の3850億円に下方修正した。従来予想は同11.7%増の4250億円だった。中国・インドにおけるルームエアコンの販売苦戦やオートモーティブ事業で欧州関連の減損、中国市況悪化を受けたモーターなどの販売不振を反映させた。

梅田博和・最高財務責任者(CFO)は会見で「11月に入り、顧客の投資が止まった。スマートフォン向けなどの設備のモーターがかなり落ち込んだ」と説明。ただ中長期的には「中国は成長市場であることは揺るぎない。重点的に攻めていく地域だ」と強調した。

今回の修正では、年金関連の処理で約829億円のプラス要因も反映させており、これがなければ営業利益予想は2割程度の減益となる。これについて梅田CFOは「年金や土地売却益で合わせて1000億円くらいあり、そういったもので営業利益がカバーできている」と語った。

修正後の営業利益予想はリフィニティブがまとめたアナリスト18人の予測平均値4202億円を8.3%下回っている。

連結売上高予想も前年比1.5%増の8兆1000億円に下方修正した。従来予想は同4.0%増の8兆3000億円だった。エナジー事業で米電気自動車大手のテスラ(TSLA.O)向け車載電池工場の生産期ずれやプラグインハイブリッド車の需要減などを織り込んだ。

梅田CFOはテスラ向け事業について「生産が立ち上がってきているので、増販益もかなり大きくなってきている。第2四半期から良化はしている」と述べ、改善方向にあるとの認識を示した。

2018年4―12月期連結決算は、売上高が前年比2.9%増の6兆0829億円、営業利益は同7.5%減の2927億円だった。

中国エアコン市況の悪化や航空機向け娯楽システム・通信などのアビオニクス事業の不振が利益の足を引っ張った。

志田義寧

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