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中国のエネルギー会社、世界で「パンダ発電所」100カ所実現目指す

[北京/香港 25日 ロイター] - 中国のエネルギー会社、熊猫緑色能源集団(パンダ・グリーン・エナジー・グループ)0686.HKは、中国が進める広域経済圏構想「一帯一路」のルート上にパンダをかたどった太陽光発電所を100カ所建設する方針だ。

既に中国北部・山西省で50メガワット規模の太陽光発電所が1カ所稼働している。

この発電所は黒い色調の結晶シリコン太陽電池セルと淡い色調の薄膜太陽電池セルで建設され、上空から見るとかわいいジャイアントパンダの姿が描かれているのが分かるようになっている。

同社の李原最高経営責任者(CEO)はロイターに対し「太陽光発電所は3億5000万元(5200万ドル)の投資を必要とした。100カ所を建設するには30億ドルの投資が必要になるだろう」と述べた。長期的な投資資金の出所については明らかにしなかった。

香港に拠点を構える同社は現在、「パンダ発電所」を増やすため、カナダ、オーストラリア、ドイツ、イタリアと交渉を進めている。

一帯一路は古代のシルクロードを模倣し、道路や送電線、港、エネルギーパイプラインを利用して世界で新たな経済回廊を築こうとする構想。

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