[ウィーン 16日 ロイター] - オーストリアの首都ウィーンのシェーンブルン動物園で7日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが、双子だったことが分かった。12日になって、パンダ舎に設置されているカメラのモニター画面に、母親の「ヤンヤン」が足の間に2頭の赤ちゃんパンダをはさんで温めている様子が映ったという。
動物園が公開した写真とビデオでは、ピンク色をした2頭の赤ちゃんパンダが、あおむけに寝そべったヤンヤンの胸で休んでいる姿を見ることができる。
動物園の園長は16日に発表した声明で「2頭が鳴いているような声がしていたが、姿は1頭しか見えなかった。12日に初めて2頭を画面で確認することができた」と述べた。
パンダの母親は赤ちゃんを絶えず足の間にはさんで温めるため、赤ちゃんの姿はほとんど観ることができない。
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