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パプアニューギニアで出土の6000年前の頭蓋骨、津波被災者と判明
2017年10月26日 / 06:57 / 1ヶ月後

パプアニューギニアで出土の6000年前の頭蓋骨、津波被災者と判明

[ワシントン 25日 ロイター] - パプアニューギニア北岸から7キロあまり内陸に入った地点で1929年に出土した6000年前のヒトの頭蓋骨が、知られるかぎり最古の津波被災者のものと判明した。それまで、この頭蓋骨の正体は謎で、当初は絶滅した人類ホモ・エレクトスのものと考えられていた。

 10月25日、パプアニューギニア北岸から7キロあまり内陸に入った地点で1929年に出土した6000年前のヒトの頭蓋骨が、知られるかぎり最古の津波被災者のものと判明した。提供写真(2017年 ロイター/Arthur Durband/The Field Museum)

科学誌「PLOS ONE」(プロス・ワン)に掲載された今回の調査では、科学者チームが頭蓋骨の出土した土壌を新たに検証した結果、津波の明らかな痕跡である海洋性の微生物が見つかった。この微生物は、1998年に同じ地域で発生した津波の後に土壌から検出されたものと酷似しているという。

98年の津波では、2000人以上が死亡。村が流され、作物が破壊され、多くの生存者が移転を余儀なくされた。

米インディアナ州ノートルダム大学とシカゴの自然史博物館に所属する人類学者・考古学者のマーク・ゴリトコ氏は「98年の津波同様、(6000年前の津波も)1つまたは複数の大きな波が極めて突然押し寄せ、海岸沿いの村や住民を沿岸に点在する沼地に押し流したと考えられる」と述べた。

出土したのは頭蓋骨のみで、胴体部分は見つかっていない。研究者らは、98年の津波の際、沼地に流された遺体の多くがワニに捕食されたことを指摘した。

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