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米商務長官の出資先企業、ロシア石油化学大手と取引=NYT
2017年11月6日 / 02:06 / 16日後

米商務長官の出資先企業、ロシア石油化学大手と取引=NYT

[ワシントン 5日 ロイター] - 米国のロス商務長官の投資先である海運会社ナビゲーター・ホールディングスが、ロシアのプーチン大統領の側近らと結び付きが深い石油化学大手シブールと取引していることが5日、明らかとなった。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が海外の法律事務所「アップルビー」の内部文書を基に報じた。

 11月5日、米国のロス商務長官の投資先である海運会社ナビゲーター・ホールディングスが、ロシアのプーチン大統領の側近らと結び付きが深い石油化学大手シブールと取引していることが、明らかとなった。写真はニューヨークで講演する同商務長官。10月撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

報道によると、ロス長官が出資しているファンドがナビゲーターの株式の31%を保有。ナビゲーターはシブールとのガス輸送取引で年間数百万ドルを得ているという。

またシブールには米国の制裁対象となっているロシアの新興実業家ゲンナジー・ティムチェンコ氏やプーチン氏の娘婿キリル・シャマロフ氏が出資していると伝えている。

同件についてロイターは現時点で確認をとれていない。

米商務省の広報担当者は電子メールで、ロス長官は「シブールとの取引に関するナビゲーターの決定に関与しておらず、報じられているシブールの株主とも会ったことはない。現時点では彼らの関係性は認めれれない」と述べた。

また、ナビゲーターがシブールとの取引を始めたとき、シブールは米国の制裁対象ではなく、現在も対象ではないと指摘した。

NYTによると、シブールは声明で、ナビゲーターとの交渉は長年にわたって主要株主ではなく経営陣によって行われており、「ロス氏と会談したことはない」と発表した。

ナビゲーターおよびアップルビーは5日夜時点でコメントできないとした。ティムチェンコ氏およびシャマロフ氏からのコメントは得られていない。

アップルビーの内部文書は「パラダイス文書」と呼ばれ、南ドイツ新聞が入手し、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)などによって共有された。

英紙ガーディアンはこの文書を基に、エリザベス英女王の個人資産から数百万ポンドが租税回避地として知られる英領ケイマン諸島のファンドに投資されていたと報道。この投資はこれまで公表されていなかったという。

ロイターはこの報道内容について確認をとれていない。

ガーディアン紙によると、投資は女王の不動産資産であるランカスター公領を通じて行われた。

バッキンガム宮殿の広報担当者はコメントを拒否。

ランカスター公領の広報担当者は「われわれは数多くの投資案件を扱っており、そのごく一部は海外ファンドと関係している。われわれの投資はすべて監査を受けており、合法だ」と説明。女王は公領から受け取った所得について自主的に納税しているとも明らかにした。

*内容を追加しました。

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