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パラリンピック=法廷闘争の2選手がメダル獲得、参加者不足で出場危機に

 北京冬季パラリンピックの女子スノーボードクロス(下肢障害)に出場したセシル・エルナンデス(右)と、ブレナ・ハッカビーは7日、大会出場の可否を巡る法廷闘争を経てメダル獲得の栄誉に輝いた(2022年 ロイター)

[張家口(中国) 7日 ロイター] - 北京冬季パラリンピックの女子スノーボードクロス(下肢障害)に出場したセシル・エルナンデス(フランス)とブレナ・ハッカビー(米国)は7日、大会出場の可否を巡る法廷闘争を経てメダル獲得の栄誉に輝いた。

下肢障害・重度(SB─LL1)のエルナンデスとハッカビーはSB─LL2(軽度)クラスに出場し、それぞれ金メダル、銅メダルを獲得した。

LL1クラスに関しては国際パラリンピック委員会(IPC)が約3年前に参加者不足を理由に廃止。この決定を受けて両者は法的措置を取ることを余儀なくされ、ハッカビーは1月、IPCが本部を置くドイツの裁判所から仮処分命令を受け、障害の程度が低い選手のカテゴリーでの競技が認められるという経緯があった。

2010年に骨肉腫で右足を切断したハッカビーは実質的に不利な状況での戦いを強いられたが、銅メダルを獲得。「(メダルは)知名度を上げることになり、多様性の受け入れ、変革、表現のために自分のプラットフォームを使い続けることができる。必要とされると感じたときに自分の声を使い続け、メディアで多様性の受容と障害者の表現をより推し進めたい」と語った。

また、これまで3つのメダルを獲得していた多発性硬化症のエルナンデスは、先週までメダルに挑戦できるか不安だったとし、「信じられない。まだ実感がわかない。この感動を家族と分かち合いたい」と金メダルを喜んだ。

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