Reuters logo
パリ協定遵守でも北極海の氷は夏季に消滅の可能性=英研究
2017年3月7日 / 07:20 / 8ヶ月後

パリ協定遵守でも北極海の氷は夏季に消滅の可能性=英研究

[オスロ 6日 ロイター] - 英エクセター大学のチームが科学誌ネイチャー・クライメト・チェンジに発表した研究によると、2015年に約200カ国が同意した地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」が遵守されたとしても、今世紀中には夏季に北極の海氷が消滅する可能性がある。

 3月6日、英エクセター大学のチームが科学誌ネイチャー・クライメト・チェンジに発表した研究によると、2015年に約200カ国が同意した地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」が遵守されたとしても、今世紀中には夏季に北極の海氷が消滅する可能性がある。写真はアラスカのプルドー湾北部の北極海、2011年3月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

パリ協定では、産業革命以前と比べた世界の平均気温の上昇を2度以下、できれば1.5度以下に抑制することが定められた。

エクセター大学のジェームズ・スクリーン氏とダニエル・ウィリアムソン氏は「北極の全海氷の消滅を防ぐには、2度の目標では不十分な可能性がある」と述べた。

研究は統計を分析したもので、気温が2度上昇すると北極海の海氷が夏季にすべて消滅する確率は39%と予想。一方、上昇が1.5℃ならほぼ確実に海氷が残る見込みとしている。

さらに、各政府が現状を上回る温暖化ガス排出削減に踏み切らなければ、夏季の北極の海氷消滅の確率は73%と推定されるという。研究は、現状では気温が3度上昇すると予想している。 

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below