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米ペイパル、通期利益見通し引き下げ インフレ高進など打撃

 4月27日、米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスは、通期の利益見通しを引き下げた。ベルリンで2019年3月撮影(2022年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[27日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスは27日、通期の利益見通しを引き下げた。インフレ高進やウクライナでの戦争が打撃になる可能性があるという。

通期の調整後1株利益予想レンジを3.81─3.93ドルと、従来予想の4.60─4.75ドルから引き下げた。

第1・四半期(1─3月)の売上高(為替変動の影響を除く)は8%増の65億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想(66億ドル)をやや下回った。

第1・四半期の決済処理額は前年同期比15%増の3230億ドル。傘下の個人間送金アプリ「ベンモ(Venmo)」の決済処理額が12%増の578億ドルに達した。

調整後1株利益は0.88ドル。市場予想と一致した。

第2・四半期の調整後1株利益予想は0.86ドル。アナリスト予想の1.12ドルを下回った。

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