December 29, 2017 / 8:38 AM / 6 months ago

中国人民銀、旧正月に向け一時的な流動性ファシリティー設定へ

[上海 29日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は29日、一時的な流動性ファシリティーを設定すると発表した。旧正月に向けて商業銀行の手元資金を厚めにする狙いがある。

 12月29日、中国人民銀行(中央銀行)は、一時的な流動性ファシリティーを設定すると発表した。写真は北京で2014年11月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

人民銀が発表した声明によると、一部の銀行は預金準備率を30日間、最大200ベーシスポイント(bp)引き下げることができる。

主要行の預金準備率は現在17%となっている。

人民銀は、旧正月前後の短期金融市場での円滑なオペ(公開市場操作)や、金融機関のサービスの支援につながると説明した。

人民銀は通常、旧正月の時期に銀行が資金需要の高まりに対応するのに合わせ、短期的な流動性支援を提供している。

2018年の旧正月は2月16日から始まる。人民銀は新ファシリティーの運用開始日を明らかにしていない。

聯訊証券のアナリスト、Li Qilin氏は流動性ファシリティーの設定について、流動性の変動をならすことにより効果的だとし、供給される流動性は最大1兆8000億元(2766億5000万ドル)に上るとの見方を示した。

「ただリスク回避に向けた金融政策の基本的なトーンは変わっていない」と指摘。「引き締めバイアスとレバレッジの管理による流動性維持という中銀の方針は変わらない」と述べた。

民生銀行(北京)のエコノミスト、Wen Bin氏は、預金準備の活用により「銀行の資金調達コストが低下し、銀行はより積極的に市場に資金を供給するだろう」と述べた。

また「現在の流動性の水準を維持し、市場金利の急上昇を防ぐ効果もある」と指摘した。

アナリストらは、経済のリスク抑制に向けたデレバレッジの取り組みの一環として、人民銀が来年も「穏健で中立的」なスタンスのもと、金融政策の小幅な引き締めを維持すると予想している。

*内容を追加しました。

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