December 18, 2019 / 5:32 AM / a month ago

中国人民銀、14日物リバースレポ金利を2.65%に5bp引き下げ

[上海 18日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は18日、14日物リバースレポ金利を2.70%から2.65%に5ベーシスポイント(bp)引き下げた。先月に7日物リバースレポの金利を2.55%から2.50%に引き下げたのに続く措置で、金融状況の緩和が狙い。

 12月18日、中国人民銀行(中央銀行)は14日物リバースレポ金利を2.70%から2.65%に5ベーシスポイント(bp)引き下げた。先月に7日物リバースレポの金利を2.55%から2.50%に引き下げたのに続く措置で、金融状況の緩和が狙い。写真は北京の中国人民銀行本部。2018年9月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

トレーダーはイールドカーブの形状が保たれるとして、同措置は予想通りだとしているが、一部のエコノミストは景気支援に向けさらなる緩和措置が講じられるシグナルだとの見方を示している。

今回、7日物リバースレポ金利は2.50%で据え置いた。

先月の7日物リバースレポ金利の引き下げは2015年以降で初めてで、予想外だった。景気下支えに向け行動する用意があることを市場に示すシグナルになった

人民銀は、ウェブサイトに18日掲載された声明で「引き続き、流動性の状況を注視し、年末の流動性を安定的に維持するため柔軟に公開市場操作を行っていく」とした。金利決定に関する説明はこれ以上なかった。

一部の市場参加者は、18日午前の流動性が潤沢だったことを踏まえ、人民銀が供給した新規資金の規模は市場予想以上だったと指摘している。

人民銀は18日、リバースレポを通じて短期金融市場に2000億元(284億1000万ドル)を供給した。

スタンダード・チャータード銀行(香港)の中国マクロ戦略責任者ベッキー・リウ氏は今週、人民銀が2020年に一段と緩和的な金融政策スタンスを取るとの見通しを示した。

「財政刺激策が限られていることを踏まえると、2020年は金融政策がより大きな役割を担うと予想する」とした上で、「中期貸出ファシリティー(MLF)や公開市場操作の金利引き下げは、ファンダメンタル面と技術的理由から、緩やかなペースで小幅になる見込みだ」と語った。

リウ氏は、MLF金利は短期的には5bpずつの緩やかな引き下げになると予想している。

MLFは、 人民銀が最近導入した新たなローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)の指標となる。LPRは毎月20日に公表される。

市場ではLPRは今月据え置かれるとの予想が大勢だが、引き下げを予想する向きもいる。

キャピタル・エコノミクス(シンガポール)の中国担当シニアエコノミスト、 ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏は、リサーチノートで、人民銀の金利引き下げを受け「今月20日は再び5bpのLPR引き下げ」となる可能性があると指摘。「来年は緩和ペースが加速する見込みで、計50bpの金利引き下げを予想している。政策当局者は信用の伸びの急反発を招くことに消極的だが、追加緩和はおそらく信用の伸びを全般的に安定維持し、経済活動の過剰な鈍化を防ぐために必要になる」と語った。

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