[13日 ロイター] - 米フィットネス機器販売のペロトン・インタラクティブは13日、17年ぶりに復活した人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」内で、同社製品が登場人物の死につながったように使用されたことを受け、パロディー広告で反撃した。
新シリーズ第1話の放映後、10日の取引で同社株は5%超下落。13日は反発して約2.5%高だった。
問題のシーンは主人公キャリーの夫がペロトンのバイククラス参加後に心臓発作に襲われるというもの。
ペロトンは12日、これに対抗してパロディーCMをユーチューブに公開。夫を演じた俳優クリス・ノースがソファーでくつろぎながら、ドラマにも登場する実在のペロトンインストラクターに「もう一回乗るかい?人生は短いんだから」と語りかけるもの。
ペロトンは11月4日、生活習慣が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に戻りつつあり、エクササイズバイクとトレッドミルの需要が予想より鈍化していると発表。それ以降、株価は50%以上下落している。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」