[10日 ロイター] - 米ニューヨークの裁判所の陪審は10日、映画「クラッシュ」を手掛け米アカデミー賞を受賞したポール・ハギス監督が2013年にマンハッタンのアパートで女性広報担当者に性的暴行を加えたされる民事訴訟で、同監督に少なくとも750万ドル(約10億7000万円)の損害賠償を命じる評決を下した。代理人が明らかにした。
原告は17年、ハギス監督から映画のプレミア後に自宅に来るよう圧力をかけられ、被害を受けたとして提訴していた。
18年にはこの原告を含む4人の女性がハギス監督による性的不正行為を告発。同監督は事実ではないと主張している。
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