[ニューヨーク 23日 ロイター] - 未公開株投資やLBO(レバレッジド・バイアウト)の先駆者として知られる米国の富豪で投資家のトーマス・H・リー氏が78歳で死去した。家族が23日明らかにした。
死因は公表されていない。米紙ニューヨーク・ポストは匿名の警察関係者の話として、23日午前にニューヨークの事務所で自らを銃で撃ち死亡しているのが発見されたと報じた。
家族が公表した文書によると、リー氏は2006年に創業したリー・エクイティの会長。1974年に創業したトーマス・H・リー・パートナーズの会長兼最高経営責任者(CEO)も務めた。
46年間にわたって150億ドル以上の資本を投資。スナップル・ビバレッジズやワーナーミュージックといったブランドの買収・売却などを手掛けた。慈善家としても知られる。
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