[リマ/タカバンバ/チョタ(ペルー) 7日 ロイター] - 南米ペルーで6日に投票が行われた大統領選決選投票は、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が、アルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)に対するリードを広げている。
ケイコ氏はまだ敗北を認めないとした上で、十分な証拠を示さずに「不正」を主張した。
選挙管理委員会によると、開票率約95%の段階で得票率はカスティジョ氏が50.3%、ケイコ氏が49.7%。カスティジョ氏は当初リードを許していたが、開票作業が進むにつれて農村部で票を伸ばしている。
ケイコ氏は記者会見で、カスティジョ氏の支持者が票を盗んでいるとするソーシャルメディアの動画を見せ、「国民の意思を拒否しようとする明確な意図がある」と非難した。
カスティジョ氏の政党「自由ペルー」はツイッターで、ケイコ氏の主張を否定した。
カスティジョ氏はアンデス山脈に近い貧しい村に生まれ育った小学校教員で、政治経験は浅い。
世論調査では当初、両者の支持率は拮抗していたが、選挙戦終盤にケイコ氏がカスティジョ氏をわずかにリードしていた。
JPモルガンはリサーチノートで、選挙結果の確定には数日かかる見込みとしたうえで、カスティジョ氏が勝利した場合、国内金融市場から資金が流出する可能性があると指摘。ケイコ氏が勝利した場合は、「政治的に難しい問題に直面するだろうが、金融状況は正常化する」と予想した。
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