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ペルー大統領、総選挙の年内実施目指す 憲法改正も辞さず

 1月29日、ペルーのボルアルテ大統領(写真)は、総選挙を前倒しして今年中に実施する提案を再検討するよう議員に呼びかけ、再検討しなければ10月の実施に向けた憲法改正を提案する方針を示した。写真はペルーのリマで24日撮影(2023年 ロイター/Angela Ponce)

[29日 ロイター] - ペルーのボルアルテ大統領は29日、総選挙を前倒しして今年中に実施する提案を再検討するよう議員に呼びかけ、再検討しなければ10月の実施に向けた憲法改正を提案する方針を示した。

議員らは、総選挙を2026年から24年に前倒しすることには基本的に同意している。だが今年に前倒しする案を27日に否決した。

議会は30日も審議を続ける予定。

ボルアルテ大統領は国民に向けた演説で、議会が選挙前倒し案を再考しないのなら、次の選挙で選ばれた議会に1993年憲法の「全面改正」を所管させる法案を提出するとも述べた。

改正憲法案は国民投票にかけられるとした。

ペルーでは昨年12月以降、カスティジョ前大統領の罷免と拘束を受けて抗議活動が続いている。28日夜には首都リマで初のデモ参加者の死亡者が出た。

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