[2日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは2日、独ビオンテック と開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2021年の売上高が150億ドル程度になるという見通しを示した。
ワクチン供給量は1月31日時点で、世界向けが6500万回分、米国向けが2900万回分。米国向けは5月末までに2億回分の供給を目指す。今年の供給目標は20億回分。
21年の売上高見通しは594億─614億ドルで、ワクチンの売り上げが全体の約4分の1を占めると予想。昨年の売上高は419億1000万ドルだったが、同社の肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」が売り上げに占める割合は約14%だった。
21年の調整後1株利益見通しは3.10─3.20ドルとし、従来の3─3.10ドルから引き上げた。
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