August 9, 2018 / 8:34 AM / 9 days ago

フィリピン中銀が0.5%利上げ、インフレ抑制へ一段の引き締めも

[マニラ 9日 ロイター] - フィリピン中央銀行は9日、政策金利の翌日物借入金利を3.50%から4.00%に引き上げた。成長は減速しているもののインフレ率が高水準にあることから、追加利上げする可能性がある。翌日物貸出金利と預金金利も同様に0.5%ポイント引き上げた。

ロイター調査ではエコノミスト19人全員が利上げを予想。12人が0.5ポイント、残りが0.25ポイントの引き上げを想定していた。

利上げ幅は2008年の金融危機以降で最大となった。アナリストの多くは一段の引き締めを予想している。

中銀の発表を受けてフィリピンペソは対ドルPHP=で0.1%上昇したが、その後は小幅安で推移している。

フィリピン中銀のエスペニリャ総裁は記者会見で、インフレ期待は引き続き「高止まり」していると指摘。「インフレ期待を抑制するためには、より強力な金融政策が必要と金融委員会は考えている」と説明。 「今年行った一連の政策金利の調整は、インフレリスクをさらに抑制する」と述べた。利上げは5月以降3度目。

7月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.7%上昇し5年強ぶり高水準となった。

総裁は「インフレの脅威に対処し物価安定の責務を果たすために、必要なあらゆる措置を講じる強い決意と用意があることを改めて強調しておく」と述べた。

中銀は今年のインフレ率予想を4.5%から4.9%へ、2019年は3.3%から3.7%へそれぞれ引き上げた。

BDOユニバンク(マニラ)の市場ストラテジスト、ジョナサン・ラベラス氏は「中銀は強いメッセージを送ったが、市場では既に織り込み済み」と指摘した。同氏は第4・四半期に0.25ポイントの追加利上げを予想している。

*内容を追加します。

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