[ロンドン 17日 ロイター] - 英ロック歌手フィル・コリンズ(65)が来年6月、約10年ぶりにステージに復帰する。ロンドンでの会見で明らかにした。
コリンズは、2011年、音楽界からの引退を表明。だが、子供たちが引退生活から抜け出し、音楽活動を続けるべきだと後押ししてくれたという。
公演は、来年の6月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで5夜行った後、ドイツのケルン、フランスのパリでそれぞれ2回行う予定。コリンズは、「ファンは、慣れ親しんだ曲を喜んでくれるだろう」とした上で、「サプライズもある」と明かした。
ドラマーでもあるコリンズは、プログレッシブ・ロックバンド、ジェネシスのリードボーカルとしても知られ、グラミー賞や英ブリット賞、アカデミー賞も獲得。ヒットシングルには「アナザー・デイ・イン・パラダイス」や「夜の囁き」などがある。最後のツアーは2007年だった。
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