May 9, 2019 / 11:04 AM / in 6 months

フィリピン中銀、政策金利を25bp引き下げ4.50%に

[マニラ 9日 ロイター] - フィリピン中央銀行は9日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を4.75%から4.50%に引き下げた。ロイター調査ではエコノミスト12人中、8人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想していた。きょう発表された第1・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比5.6%増と、4年ぶりの低い伸びとなった。[nL3N22L0VV]

 5月9日、フィリピン中央銀行は政策金利の翌日物リバースレポ金利を4.75%から4.50%に引き下げた。ロイター調査ではエコノミスト12人中、8人が25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想していた。2018年撮影(2019年 ロイター/Erik De Castro)

中銀のジョクノ総裁は会見で「政策理事会は、予算承認の遅れが短期的な経済活動に与える影響に留意したが、内需は引き続き堅調に推移するとの見方を示した」と述べた。

中銀は預金準備率は18%に維持した。ただジョクノ総裁は、預金準備率について来週協議すると述べた。詳細には言及しなかった。

中銀は、インフレの落ち着きと政府のインフラ案件の実施継続を背景に、内需は向こう数カ月間で改善するとの見方を示した。

中銀は今年の平均インフレ率予想を3.0%から2.9%に引き下げた。来年については、原油価格と輸送運賃の上昇が見込まれるとし、これまでの3.0%から3.1%に引き上げた。

いずれの予想も中銀の目標水準である2─4%の範囲内となる。

政策決定の発表後、通貨ペソPHP=PDSPは1ドル=52.30ペソで取引を終了。8日終値の52.11ペソから下落した。フィリピン株式市場.PSIは2.2%安で、終値ベースで8週間ぶり安値。

エコノミストの多くは、インフレリスクの低下を受けて政策当局者が成長に重点を置く余裕があるとし、中銀が年内に一段の利下げを行い、預金準備率も引き下げるとの見方を示している。

コンティニュアム・エコノミクスのエコノミスト、ジェシー・ルー氏は「フィリピンの成長見通しは幾分暗くなった。インフレ圧力の一段の低下が、中銀に金融政策引き締めの巻き戻しを開始する余地を与えると予想する」と述べた。

ルー氏はきょうの利下げ分を含めて、年内に計75bpの利下げが行われると予想。預金準備率は200bp引き下げられるとの見通しを示した。

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