[マニラ 17日 ロイター] - フィリピン中央銀行は17日、海外銀行セクターの混乱を巡る影響波及リスクが懸念される中、国内の銀行システムは引き続き安全かつ健全だと表明した。
声明で「われわれは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を通じて耐性を示してきた。世界市場で続く混乱に直面しても強さを保ち続けている」と指摘。「国内銀行には破綻した金融機関に対する重大なエクスポージャーはない」とした。
また「銀行閉鎖による影響波及リスクに対処するために監督当局が取った行動を認識している」と述べた。その上で「市場の状況変化に伴い、適宜対応する」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」