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フィリピン中銀、3月会合は0.25%か0.5%利上げ検討=総裁

フィリピン中央銀行のメダラ総裁は17日、インフレが主な懸念事項だとし、次回の会合で25ベーシスポイント(bp)か50bpの利上げを実施する可能性を示唆した。写真はフィリピン・マニラの中銀本館で2016年3月撮影(2023年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 17日 ロイター] - フィリピン中央銀行のメダラ総裁は17日、インフレが主な懸念事項だとし、次回の会合で25ベーシスポイント(bp)か50bpの利上げを実施する可能性を示唆した。

ブルームバーグテレビのインタビューで「実際に物価が前月比で下落しない限り、次回会合では25bpと50bp(の利上げ)が選択肢になる」と語った。

また今後、必要があれば、データ次第で50bpを超える追加利上げを行う可能性があるとも述べた。

総裁はCNBCアジア・テレビのインタビューでは、1月に14年ぶりの高水準となる8.7%を記録したインフレが中銀の一番の関心事だと指摘。利上げはインフレ率が2023年末までに4%を下回る可能性を高めるのが狙いだと語った。

中銀は16日、政策金利を50bp引き上げ6.00%とした。インフレ抑制に向け、追加利上げも示唆した。

次回会合は3月23日。

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