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フィリピン中銀、0.5%追加利上げ インフレ警戒で一段の措置示唆

[マニラ 22日 ロイター] - フィリピン中央銀行は22日、主要政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げた。インフレ率を目標水準に戻すため一段の引き上げの可能性も示唆した。

9月22日、フィリピン中央銀行は、主要政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げた、マニラの同中銀で2016年3月撮影(2022年 ロイター/Romeo Ranoco)

翌日物リバースレポ金利を3.75%から4.25%に引き上げた。翌日物預金金利と翌日物貸出金利も50bp引き上げ、それぞれ3.75%、4.75%とした。

50bpの引き上げは市場の予想通り。利上げは今年5回目で累計225bp引き上げた。

中銀は、状況の進展に応じて調整する用意があると表明。インフレの見通しが高まっており、今年と来年の中銀目標を上回ると予想した。緊急の政策会合は予定していないと述べた。

声明は「金融政策理事会は追加利上げを決定するにあたり、物価圧力の範囲が引き続き拡大すると指摘した。コアインフレ率の上昇は需要側のインフレ圧力台頭を示唆する」と指摘。「高度な不確実性、物価上振れリスクの優位性を踏まえ、インフレ期待を安定させ、物価圧力の一段の持続を防ぐために追加措置の必要性を認識した」と説明した。

キャピタル・エコノミクスのシニアアジアエコノミスト、ガレス・レザー氏は、年内にさらに75bpの利上げを予想。ただ23年も利上げ継続という見方が多い中、「当社は22年末までに引き締めが終了するとみている」と述べた。

前日に米連邦準備理事会(FRB)は3会合連続で75bp利上げを決定。一段の引き締めに積極的な姿勢を示したことでドルは上昇。ペソは中銀の発表前に最安値を付けた。

中銀はこの日の政策調整がペソへの圧力緩和につながるとの見方を示した。過度な変動を抑えるために為替介入する用意があるとしたが、特定水準をターゲットとするつもりはないとも述べた。

今年のインフレ率予想は5.4%から5.6%に引き上げた。通年目標の2─4%を上回るが、第4・四半期までに低下し始めると予想する。

来年の予想は4.0%から4.1%に引き上げた。24年の予想は3.2%から3.0%に下げた。

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