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フィリピン大統領、ISが入国したら「人権忘れる」

 11月14日、フィリピンのドゥテルテ大統領は、シリアやイラクを追われた過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員らがフィリピンに入国し活動拠点を築くこともあり得るとした上で、そうなった場合、人権に関する義務を放棄して国民の安全を守ると述べた。写真は、キリスト教徒の自警団 「レッド・ゴッド・ディフェンダー」がイスラム国の旗を燃やしている模様。ミンダナオ島中部の潜伏拠点で1月撮影(2016年 ロイター)

[マニラ 14日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は14日、シリアやイラクを追われた過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員らがフィリピンに入国し活動拠点を築くこともあり得るとした上で、そうなった場合、人権に関する義務を放棄して国民の安全を守ると述べた。

ドゥテルテ氏は、フィリピン南部のミンダナオ島はすでに武装勢力や強盗の温床となっていると語り、「迫り来るテロ」に懸念を表明。こうした不安定さを利用して過激派が流入する恐れもあるという。

警察当局での演説で同氏は「支配地を奪われた中東のテロリストらが、ここに来た場合に備えて準備をしなくてはならない」とした上で、「彼らには人権などみじんもない。私は、人権のために国民が殺されるのを許さない。そんなものはたわごとだ」と述べた。

人権は、ドゥテルテ氏にとって厄介な問題。麻薬犯罪者の取り締まりを人権侵害として批判する活動家や西側諸国に対し、同氏は連日怒りを爆発させている。

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