January 2, 2019 / 12:59 AM / 6 months ago

写真が語る2018年:米国境で催涙ガスから必死に逃げる移民親子

[13日 ロイター] - 米メキシコ国境を越えようとした移民集団「キャラバン」に参加した母親は、双子の娘の腕を必死につかみ、催涙ガスから逃げた。2018年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

 写真は11月25日、米メキシコ国境を越えようとした移民集団「キャラバン」に参加した母親は、双子の娘の腕を必死につかみ、催涙ガスから逃げていた(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

撮影したカメラマン:Kim Kyung-Hoon

11月25日、米メキシコ国境を目指す、大半が中米からの移民集団「キャラバン」の悲惨な旅路を取材してから約2週間後、私は決して忘れないであろう1枚をカメラに捉えた。

ホンジュラス人の母親マリア・メサさんが、5歳の双子の娘シェイリちゃんとサイラちゃんの細い腕をつかみ、催涙ガス弾から必至に逃げている。メキシコ・ティフアナの米国境沿いに張り巡らされたバリケード付近で撮影したものだ。シェイリちゃんはおむつ姿で、サイラちゃんは裸足だ。

母親のマリアさんはディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」のTシャツをを着ている。私が自分の娘と一緒に何度も見た映画だ。

催涙ガス弾が地面に落ち、混乱した状況の中、鼻をつくような臭いが地域一帯に充満した。子どもたちは泣き叫び、ガスで目をやられていた。

米国政府は、移民集団が暴力的に国境を越えようとしたため、税関・国境警備局が催涙ガスを使って阻止しようとしたと説明した。

催涙ガス弾を投げた人は見なかったが、国境フェンスの方向から音がするのを私は走りながら聞いた。

国境管理当局者が催涙ガス弾を使用するのを何度か見たが、これが1発目だった。暴力的な行動をとる移民を私は目撃しなかったが、広大な場所だったため、起きていることの全てを見たわけではない。

誰が正しくて、誰が間違っているなど言える立場ではない。私は与えられた場所と時間で、起きていることをありのまま撮影するだけだ。

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