December 22, 2018 / 11:21 PM / a month ago

写真が語る2018年:国境で行く手をふさがれたホンジュラス移民

 写真は10月19日撮影。中米ホンジュラスから米国を目指して北上する移民集団「キャラバン」を入国させまいと立ちふさがるメキシコ機動警察に囲まれ、混乱の表情を見せるホンジュラスの移民親子。父親はしっかりと子どもを抱きかかえている(2018年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[19日 ロイター] - ロイターのカメラマンは、2018年世界各地で発生した重大なニュースの現場から、さまざまなヒューマンドラマをレンズでとらえてきた。

メキシコ機動警察に追われるホンジュラス移民の親子、パレスチナ自治区ガザ地区で負傷したデモ参加者、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で歓喜に沸く選手──。

「写真が語る2018年」特集では、強烈な印象を与えた写真の数々を取り上げ、そのときの状況や、裏側に秘められた物語を、撮影したカメラマンが自らの言葉で語る。

●撮影したカメラマン:Ueslei Marcelino

10月19日、米国を目指して北上する中米ホンジュラスの移民集団「キャラバン」の人々はすでに、橋のグアテマラ側で機動警察が築いた最初のバリケードを突破していた。しばらくして、彼らはメキシコ側にある2つ目のバリケードに向かった。メキシコに入国しようとする移民の波が和らいだ時、女性と子どもたちが突然列をつくって警官の方に歩き始めた。

ちょっとした小競り合いが、次第にパニックへと変わっていった。最初は行進していたが、抗議となり、最後には混乱状態に陥った。もちろん、私も影響された。私も9歳の娘をもつ父親だ。このようにパニックに陥った状況の中で、身動きが取れなくなる父親の気持ちを考えずにはいられなかった。

この写真を撮った後、私は警察が築いた非常線を突破してきた他の家族たちの写真を撮影した。警察が催涙ガスを使用すると混乱は収まり、移民たちはグアテマラ側に押し戻された。

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