December 30, 2018 / 3:17 AM / in 3 months

写真が語る2018年:ロシア疑惑で証言を終えたヒックス広報部長

 写真は2月27日、ロシアによる米大統領選介入疑惑を巡る調査が進む中、米議会下院情報委員会で証言を終えたホープ・ヒックス広報部長は、さっそうと議事堂を後にした(2018年 ロイター/Leah Millis)

[13日 ロイター] - ロシアによる米大統領選介入疑惑を巡る調査が進む中、米議会下院情報委員会で証言を終えたホープ・ヒックス広報部長は、さっそうと議事堂を後にした。2018年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

撮影したカメラマン:Leah Millis

ワシントンのロイターカメラマンになって、これが初めての出待ち取材の1つだった。2月27日のことで、連邦最高裁での仕事を終えた後、議会下院情報委員会でホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長が証言しているので、議事堂に行って同僚のケビン・ラマルクに合流するよう指示があった。

7時間ほど待ったとき、ヒックス氏の姿が突然、廊下の反対側に現れた。私はバックパックをひっつかむと、ビデオカメラマン1人と一緒に北側の出口に向かって全力で走った。私のほかに写真カメラマンは誰もいなかった。

そして、議事堂から公道へと続く長い階段を上るヒックス氏を、後ろ向きに階段を上りながら撮影した。彼女の後ろに、ライトアップされた議事堂が見えたので、それを背景に入れるよう意識した。

階段の一番上まで来ると、ヒックス氏と関係者はタクシーを捕まえて行ってしまった。7時間の待機は、ほんの数分間の全力疾走と階段で終わった。その場にいた女性は、ヒックス氏と私だけだった。

ビデオカメラマンの1人が歩きながら、ヒックス氏の外見について何か言っていた。そこで私は、ヒックス氏がそんな状況に置かれても、臆さず、よろけたり犠牲者のように見えたりすることもなかったことを、写真で見せなければならないと感じた。

そういうとき、障壁はなくなる。私はフォトジャーナリストで、彼女はその場では私の被写体だった。でもあの時、私は同じ女性として彼女の気持ちになっていたのだ。

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