December 23, 2018 / 11:28 PM / a month ago

写真が語る2018年:空爆に襲われ、がれきに埋もれたシリア男性

 写真は1月9日、内戦続くシリアの東グータ地区で、政府軍の空爆によるがれきに埋もれ、静かに救助を待つ男性(2018年 ロイター/Bassam Khabieh)

[19日 ロイター] - 内戦の続くシリアでは、政府軍の空爆によって一面が破壊された場所に、がれきに埋もれた男性が静かに救助を待っていた。2018年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

撮影したカメラマン:Bassam Khabieh

1月9日、政府軍に包囲されていたシリアの東グータ地区で、私は当初、日常の写真を撮影するつもりだったが、航空機からパラシュートで大きな爆弾のようなものが投下されてきた。

大きな爆発音が聞こえ、急いで現場に向かった。

到着すると、辺り一面が破壊されており、助けを呼ぶ男性の声が聞こえた。アブ・アブドラさんは腰の辺りまでがれきに埋もれていた。民間防衛隊「ホワイト・ヘルメット」が救出しようとする中で、彼が見せた落ち着きぶりに、私は感銘を受けた。

息子を失い、自身がけがを負ったと知っても、アブドラさんは叫んだりしなかった。防衛隊を助けようとさえしていた。「われわれは神に属している。神のもとへ戻るのだ」と彼が言うのを、私は耳にした。それは自分が間もなく死ぬと思っているときに、人々が言う言葉だ。

爆撃直後の取材で抱える大きな懸念の1つは、救助隊が駆けつけてきたら、空からまた同じ場所を攻撃されるのではないか、という点だ。

取材中に戦闘機が上空を飛んでいる音が聞こえ、攻撃しないかと不安だった。現場は救助隊員や医者、ジャーナリストでごった返していた。私は邪魔にならないよう最善を尽くしながら写真を撮った。

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