January 5, 2019 / 12:43 AM / 14 days ago

写真が語る2018年:米ネオナチ集会で見た「秘密」の儀式

 写真は4月21日、米ジョージア州ニューナンで行われた白人至上主義者の集会で、大きな木製のかぎ十字を囲んで秘密の儀式を行うメンバーたち(2019年 ロイター/Go Nakamura)

[13日 ロイター] - こんな絵が撮れるとは夢にも思わなかった。米白人至上主義者グループのメンバーたちが、大きな木製のかぎ十字を囲んで秘密の儀式を行っていた。2018年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

撮影したカメラマン:Go Nakamura

4月21日、米ジョージア州ニューナンで行われた白人至上主義者の平穏な集会を取材していた。2017年にバージニア州シャーロッツビルで起きた衝突にも参加していたネオナチ組織「国家社会主義運動」が主催したものだ。

集会の後、町のはずれで秘密の儀式が行われるかもしれないと、何人かの同僚から聞かされた。われわれはこの組織のリーダーに接触し、儀式を取材する許可を得た。

数時間待った後で、何もない場所にあるバーの裏庭に着いた。そこには、大きな木製のかぎ十字(スワスティカ)が地面に設置されていた。

15人ほどのネオナチ組織員がスワスティカを取り囲み、それぞれ手にしたたいまつに火をつけて、ナチス式の敬礼をした。

まったくシュールな光景だった。アドレナリンが体中を駆け巡っていたが、目の前で起きていることを写真に収めることに集中した。

儀式は、燃えるスワスティカの前にメンバーが並び、最後の敬礼をしながら何かを唱える場面でクライマックスを迎えた。

儀式が終わるとすぐに、われわれはその場から立ち去った。車で遠ざかりながら、この1枚の写真を撮るために味わった、複雑にもつれ合った感情を、再びかみしめた。

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